ニュージーランドへの渡航準備!ベストな航空券の購入方法

 

皆さんは旅行に行く際、航空券はどのように購入していますか?
旅行代理店を利用される方もいれば、旅慣れた方であればご自身で手配される方もいらっしゃるかと思います。

昨年は燃油サーチャージの高騰なども話題になり、海外旅行のハードルが更に上がってしまったように感じる方も多いのではないでしょうか。

今回は今後ニュージーランドに語学留学やワーホリなどで渡航される予定の方々にむけて、ベストな条件でチケットを購入するための検討方法について書いていこうと思います。


【航空会社から直接購入?それとも旅行代理店を通す?】

時間や労力を最小限に抑えたい!オンラインでの購入は不安!
このような方々にとっては、やはり旅行代理店の存在は大きいかと思います。
また、直接担当者さんとやり取りをしながら予約を進められる安心感も大きなポイントですよね。

一方で、旅行代理店を通す際に注意する必要があるのは、何かイレギュラーが起きた際、航空会社の利用規約ではなく代理店の利用規約が適用されるという点です。
トラブルの際に航空会社に直接問い合わせても、旅行代理店経由で購入した場合はその代理店の窓口に問い合わせをするようにと言われてしまいます。

フライト直前でこのようなトラブルに見舞われた際はすごく焦りますよね…
そういう面では、少し手間はかかりますが、航空会社のウェブサイトなどで直接航空券を購入するのが安心と言えます。

なお、航空券の値段は流動的なので、検討している間に値段が上がってしまった…というのはよくある話ですが、これは旅行代理店を通す場合も同じです。
お見積もり時点の金額が保証されるわけでは無いので、やり取りに時間がかかるとその間に金額が変わってしまうこともありますので、注意が必要です。

【航空会社のウェブサイトで直接航空券を購入する方法】

ニュージーランドの場合、日本⇄ニュージーランドの直行便を運行しているのはニュージーランド航空一社のみです。(ANAのウェブサイトで購入できる航空券はコードシェア便といって、ニュージーランド航空の席を同じスターアライアンスグループのANAが販売しています)

まずは日本からニュージーランド (オークランド)行きの航空券の購入を例に、検討すべきポイントをお伝えします。

① 渡航日の変更はできるのか(渡航の予定は柔軟かどうか)
※渡航する日を少しずらす事で金額が大幅に安くなった!なんていうこともよくあります。

② 時間がかかっても良いので安価な経由便を含めて検討するのか、それとも直行便のみで探すのか
※経由便とは、1つ以上の便を乗り継いで目的地まで移動する便のことを言います。
例えばニュージーランドを最終目的地とした場合、オーストラリアやシンガポールを経由する便を選択すれば、時間はかかるがその分航空券が安くなる、ということがあります。
※乗り継ぎの条件によっては一度乗り継ぎをする国に入国が必要な場合もあり、その際は入国の条件を満たすことが求められます。
また、空港によっては一度荷物を取り出して再度チェックインが必要になる事もあるので、経由便を利用する際には事前にしっかりと確認する必要があります。
(入国条件、乗り継ぎをするのに十分な時間があるかどうか、トランジット先での宿泊施設の確保は必要かどうか、など)

③ 航空券は往復便で探すのか、片道のみで探すのか
※安価なチケットを探す場合は便の変更が有料(もしくは不可)の場合が多いので、帰国日がはっきりと決まっていない限りは片道の航空券を購入されることをおすすめします。
一方で往復便の方が安価なことが多いので、帰国日がすでに決まっているようであれば往復便がおすすめです。

今回は
① 日時は柔軟
② 直行便のみで検討
③ 片道航空券

上記の条件で航空券を探す場合のステップを説明します!

 


1. まずはニュージーランド航空のページにアクセス

ニュージーランド航空のウェブサイトに飛ぶと、タイミングよく期間限定セール中でした!

2. 6月3日前後で東京(成田もしくは羽田)からオークランド行きの航空券を検索します

78,610円との表示が出てきました・・が!
よく見ると前日である6月2日の方が安い事が分かります。
5,000円の違いは大きいので、日程が柔軟な今回は6月2日の航空券で進めます。

3. 希望のフライトを選択すると個人情報の入力画面に移動するので、指示にしたがって入力します

ANAのマイレージプログラムに加入している場合は、この画面でANAの会員番号を入力することで、ニュージーランド航空のフライトでもANAマイルを獲得できます。

4. 【続ける】を選択

この画面では追加手荷物の選択ができます。
受託手荷物(預け入れする手荷物)の重さが23キロを超えそうな場合は、事前に追加手荷物を購入しておくことをおすすめします。
※直前に空港のカウンターで追加すると値段が高くなってしまいます。

同じ画面で、カーボンオフセットプログラムに任意で課金するかどうかを聞かれます。
これは、この便を飛ばす際に排出される1人あたりのカーボン排出量を計算したもので、
その排出量を大気中から除去するために必要なコストを支払うことで環境保護に貢献するというプログラムです。

この画面では最後にフレキシ運賃に変更するかどうかを聞かれます。
渡航する日程が変更になる可能性のある方はフレキシ運賃にアップグレードしておくことで、チケットの変更・キャンセル条件が柔軟になります。

5. 【続ける】を選択し、席を選択

空席には色がついており、その色によって席の値段が異なるため注意が必要です。

6. 最後に支払いを行います

支払いを行う前に必ずフライトの詳細を確認し、予約内容に間違いが無いかを確かめます。
クレジットカード情報を入力して【航空券を購入】を押せば、手続き完了です。

予約完了後は、登録したメールアドレス宛にメールが届きます。
当日はそちらのメールを印刷して持参すると安心です。

【その他の購入方法】

最後に、オンラインで購入可能な航空券の値段を比較して、より安く購入したい方向けにスカイスキャナーの使い方もご案内します。

1. Skyscannerというアプリもしくはウェブサイトを開きます

Skyscannerは旅行会社の比較サイトです。様々な旅行会社のフライトの価格を一括比較できるため便利です。

2. ニュージーランド航空のウェブサイトで最安値だった6月2日で検索

すると、ニュージーランド航空のウェブサイトよりも安い71,719円の航空券が表示されました。

ただし、ここで注意が必要です。

航空券の詳細をクリックすると、Skyscannerは今回14の提携旅行会社の中での最安値を表示している事が分かります。

今回の場合、Gotogateという旅行会社が71,719円で航空券を販売していますが、★5つを最高点とした場合の評価が4と満点ではないのが気になります。

「Gotogate 口コミ」などで検索すると、様々なトラブルに関する口コミが出てくるため、安くてもこちらで航空券は購入しない方が安全そうです。

価格が71,900円でかつ★5つを獲得しているTrip.comであれば購入しても良さそうですが、
1,510円の差額であればニュージーランド航空のウェブサイト経由でチケットを購入する方が、前述の通り、何かイレギュラーが起きた際に対応が早く安心です。

なので今回はニュージーランド航空がセール期間ということもあり、比較検討した結果、ニュージーランド航空のサイトで航空券を購入するのがベストという判断になります。


海外の旅行会社を利用して航空券を購入する際には、口コミをしっかりと調べた上で、自己責任で予約する形となります。

チケットが直前で変更されたり、予約が通っていなかったり、やむを得ずキャンセルしたい場合に返金対応してもらえず、面倒なことになってしまったという失敗談もよく耳にします。

色々と比較して選択肢の幅を広げるのは良いことなのですが、せっかくの渡航が台無しになってしまわないよう、リスクはしっかりと見極めた上でご自身にとってベストな航空券を見つけてくださいね。

その他ワーホリに関するよくある質問

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