ニュージーランドでカウンセラー・心理士になるには

Counsellor・Psychologist

近年の社会傾向により、カウンセラーや心理士の需要はニュージーランドでも高まっています。特に、日本での経験がある方は仕事が見つかる可能性が高いです。しかし、高い英語力が求められる仕事でもあります。ニュージーランドの心理系の仕事は、分野に分かれていることが多いためご自身の専門分野を定められるといいかと思います。

心理系の専門分野の紹介

  • 患者さんの行動やメンタル面を分析・評価し、治療にあたる。

  • コミュニケーション方法の分析・評価を行い、改善策を一緒に模索していく業種。

  • 日本のスクールカウンセラーのような業種。生徒や保護者、学校関係者のメンタルサポートなどを行う。学習障害や発達障害に関する支援も含まれている。

  • 裁判や法に関する状況で評価・介入・調査などを行う。また、受刑者のサポートを行うこともある。

  • 患者さんの病気の管理や健康管理の支援をメインで行う。人々が健康的な生活を送ることをサポートする。

  • 企業などの組織において従業員の採用や安全の確保、労働に関する支援などを行う。

  • アスリートと協力し、サポート支援をしていく業種。

ニュージーランドでカウンセラーになるには?

ニュージーランドでカウンセラーになるための流れはこのようになります。

【日本のカウンセラー資格などをお持ちの方】

日本のカウンセラー資格の書き換えが可能な場合があります。詳しくはNew Zealand Associations of Counsellors(NZAC)のウェブサイトをご確認ください。 

(※注1)現状、NZACで資格を書き換える場合、Bachelor of Counselling(学士)またはMaster of Counselling(修士)を取得されていることが必須条件です。

【日本のカウンセラー資格をお持ちでない方】

現地での就学が必要になります。

ニュージーランドでカウンセラーになるには、NZACが認可している学校・コースでの就学が必要です。就学期間は学校によって異なりますが約3年間です。また、入学時には全てのバンドでIELTS6.0から6.5ほどのスコアが求められます。

カウンセラーとして就職する際はNZACなどの協会への登録とワークビザの取得が必要です。卒業されたコースによってはPost Study Work Visaへの申請が可能な場合があります。

ニュージーランドで心理士になるには?

ニュージーランドで心理士になるための流れはこのようになります。

【日本の心理士資格などをお持ちの方】

日本の心理士資格の書き換えが可能な場合があります。詳しくはNew Zealand Psychologist Boardのウェブサイトをご確認ください。 

(※注1)資格を書き換える場合、いくつかの条件が求められます。主には、心理学に関する学校・コースに最低6年就学していること・IELTS7.5(全てのバンドで7.0以上)のスコアの取得が条件となっています。

【日本の心理士資格をお持ちでない方】

現地での就学が必要になります。

ニュージーランドで心理士になるには、Master(修士)以上の学位が求められます。また、New Zealand Psychologist Boardが認可している学校・コースでの就学が必要です。就学期間は約1年から3年で、学校や専攻される分野によって変わります。入学時にはIELTS6.5(全てのバンドで6.0以上)のスコアが求められます。卒業後はPost Study Work Visaの申請が可能な場合があります。

心理士として就職する際はNew Zealand Psychologist Boardへの登録とワークビザの取得が必要です。 (※注2)New Zealand Psychologist Boardの登録にはIELTS7.5(全てのバンドで7.0以上)の取得が必要です。

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