Kanseiさん オークランド 短期高校留学の体験談


留学先:オークランド
学校:ワイタケレ高校(Waitakere College)

高校の夏休みに高校短期留学をしたKanseiさんに感想をお聞きしました。言葉も文化も違う中で同じ年齢同士の交流は、お互いに色んな事が刺激的で新鮮だったそうですよ。是非、お読みください!

クラスメイトと

◆ニュージーランドの印象はどうでしたか?また行く前と後で印象は変わりましたか?

行く前は、地理やテレビで学んだ事しか判断材料がなかったので、大自然で羊だらけな感じと思ってました。確かに大自然は遥かに日本より残っており、大変珍しい鳥や生き物、ジャングルのような密林が住宅街から徒歩10分圏内にあったり、犬に追いかけられたり、馬に道を譲ったりした事に驚かされましたが、大都会も存在していたことに驚きました。また、学校や町などで、様々な人種の人が多くおり、色々な国の店がある事などに驚きました。日本ではニュージーランドの都会についてそこまで扱われていなかったからそこまで発達した国だとは思っていませんでした。

◆英語やホームステイ、学校生活に少しずつ慣れていったと思いますが、自分の中で感じた変化を教えてください。

最初の一週間ちょっとぐらいは英語が全く聞き取れずに毎日がリスニングテストと言った感じだったんですが、二週間経ったぐらいで、ちょっと何を言っているのかは分からないけれど、耳が少し馴れたお陰で英語の空耳が聞こえてきました。(一番印象に残った空耳はマットレスを殺す?!(笑)でした。(未だに彼が本当は何と言っていたのかは分かっていません)。そして残り一週間で、ある程度の英語の聞き取りは割りかしできるようにはなりました。行動面では、1人で段取りを考えなければならなかった為、計画を割と立てられるようになった所が多いに変わった所であると感じました。また、一ヶ月という長い期間を家庭から離れて過ごした為、まず、家族、ニュージーランドでの友達、ホストファミリーなど、人に感謝する機会も多くでき、日々、会う人々を大切にしようと思えました。人は1人で生きてはいけないという事実を再認識できました。

ホストマザーのKimさんと猫のオスカー

◆高校留学プログラムに参加して良かったことを聞かせてください。

自分が面白いと思った事は多少目立ったこと、変わったことでもするべきだという当たり前のことを知ることができました。私の今まで通って来た小学校、中学校、高校では、少しやりたい新しいことをやっただけで、悪人か変人のように扱われる事が多々ありました。先生からはそうでない人もいましたが、常識から外れた事だからという理由のみで否定する人が多く、単独で自分が正しいと思った行動をしようとしたならば、あいつは孤独であるというレッテルを貼られ、周りの意見に怯えながら過ごす人が多くみられましたが、僕の行ったニュージーランドの高校ではそんな事は一切ありませんでした。それも面白いね、で理解を示し、1つの考えとして皆受け入れてくれました。この時、僕は人の思想や形式って言うのはもっと自由でいいと思えるようになり、少し価値観を変えられたような気がします。

そんなこともあり、価値観の多様性の重要さを知れました。

また、学校での勉強は、その国での物事に対する概念の違いが顕著に表れるため個人個人ではまた少しずつ違うのですが、ニュージーランド人の大まかな思想を汲み取る事ができました。学習する事が大いに違い、割と実用的なことや、日本のカリキュラムでは目につけない所を学習するのでかなり面白かった。高校で共に生活する同じぐらいの歳の子も思想の面では大いに異なっていて話をするととても面白かった。しかし、同じ年なのにとても考えがしっかりして優れていたので危機感も持てました。

4週間を共に過ごしたバディと修了証書を手に記念写真。

◆高校体験は、今後どういった面で役に立つと思いますか?

高校に溶け込むと言う事は、生活の中に他の人と比較的深く接する機会を得るという事だから、新しい思想つまり新常識が得られるという事になります。そして様々な思想を取り合わせているという事は他の人とは違う様々な視点で物事を考えられるという事だから、これから先求められる創造性、又は、これから先見出せられる選択肢を他の人よりも多くすることができるし、危機を脱する胆力(※)が身につくので、あそこで得た体験は、これから選択する時、または自らの思想を発信する時役に立つものであり、それは一生行わなくてはならない行為であるため、一生役に立つと思います。(※胆力:物事を恐れたり気おくれしたりしない気力。度胸。)

◆またニュージーランドに行きたいですか?

もちろんです。でもニュージーランドで様々な国の服装、食事、文化に触れたため、色々な国に行きたいと思えるようになりました。特に、イギリスとインドに今は行ってみたいと思っています。

◆これから留学される人にアドバイスがあればお願いします。

断る時にNOではなく、NO thank you、「はい。そうです」と返事する時にはYESではなく、YES pleaseということを特に心がけてください。YESやNOだけだと、そう!だとか、やだ!と初対面の人に言っているわけだから、相手の人が自分であり、初対面の人にそう言われたら、あまりいい気分はしませんよね。

だから相手への愛を忘れないように相手を思いやろうという姿勢を忘れないようにしてください。外国人でも人は人だから、いい人もいれば、合わない人もいますが、この時忘れてはいけないのは、この相手が人であるという点であり、ガタイの差などでびびって言いたいことが言えなくなるなどと言った気持ちは分かりますが、とにかく一度、下手くそでもいいからしっかり伝えようと話をしてみてください。相手の話も理解しようとしてみて下さい。そしたら相手は人間だから理解しようとしてくれるはずです。話し合えられれば、違う思想が手に入ります。相手の思想の理が知れれば相手により敬意を持って接する事ができます。

一番ダメなのは食わず嫌いです。びびって話しかけないことです。

まずはガンガン行きましょう、道行く人におはようと言ってみましょう、話をしてみても僕はいいと思います。

そうすれば何か得られるものはあるはずです。

タイヤがついた走るスマホ!(笑)
このユニークなスマホケースをきっかけに、たくさん友達もできました!

スタッフより

Kansei君、とっても素敵な体験談とお写真をありがとうございます♬独特でユニークな発想の持ち主であるKansei君にとって、ニュージーランドのおおらかさや自由さは肌に合う場所だったようですね。ニュージーランドの同じ年齢の学生がとてもしっかりした考えを持っていることに危機感を感じたそうですが、Kansei君の中に何か得たものがあれば、それこそが異文化交流の醍醐味なのではないかと思います。高校生の時に貴重で有意義な経験ができてよかったですね!

Kanseiさんが体験した留学はこちら ⇒  ニュージーランド高校短期留学

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