大学生におすすめの海外インターンシップとは?参加のメリット・費用・選び方を解説

「海外インターンシップ」に興味があるものの、「実際に行く意味はあるの?」「費用はどれくらいかかる?」「英語が苦手でも大丈夫?」といった疑問や不安を抱えている大学生は多いのではないでしょうか。

この記事では、海外インターンシップの基本的な情報から、参加することで得られる具体的なメリットまで、海外インターンを検討している大学生が知りたい情報を解説します。

海外インターンシップとは?日本のインターンシップとの違い

海外インターンシップとは、海外のお店や企業、事務所や団体で一定期間、実務経験を積むプログラムのことです。
日本のインターンシップと最も大きく異なる点は、単なる職場体験や会社説明会ではなく、「即戦力として実際に貢献すること」が求められる場合が多い点です。

日本のインターンシップが主に「就職活動の一環」として企業や業界理解を深めることを目的としているのに対し、海外のインターンシップは専門的なスキルや異文化での実務経験を身につける「キャリア形成」そのものを目的としています。

そのため、参加期間も数日から数週間と短いものから、数ヶ月から1年以上にわたる長期のものまでさまざまです。

「意味ない」は本当?大学生が海外インターンシップに参加する5つのメリット

「海外インターンシップは意味がない」という声を聞くこともあるかもしれませんが、それは参加する目的や姿勢によるもので、実際には、多くの大学生にとって将来のキャリアや人生に大きなプラスとなる経験ができます。

ビジネスで通用する実践的な英語力が身につく

海外インターンシップに参加する大きなメリットの一つは、机の上では学べない生きた英語を習得できることです。
語学学校での学習とは異なり、インターンシップの現場では、会議での議論、同僚とのコミュニケーション、お客様とのやり取りなど、色々な場面で実践的な英語が求められます。

仕事を通じて英語を使うことに慣れ、ネイティブの同僚やお客様と日常的にコミュニケーションを取ることで、単なる日常会話ではない、ビジネスで通用するレベルの英語力を身につけることができます。

また、専門用語業界特有の表現を身につけることもでき、帰国後の就職活動や将来のキャリアにおいて強みとなる場合もあります。

将来のキャリアを広げる多様な価値観と出会える

海外でのインターンシップは、異文化に触れる貴重な機会です。異なる文化を持つ同僚やお客様と接することで、日本とは異なる働き方や考え方、ビジネスマナーに触れることができます。

文化の違いを肌で感じ、理解を深めることで、視野が広がり、物事を柔軟に考える力を身につけることができます。

自分で考えて行動する力が身につく

海外のインターンシップでは、受け身ではなく、自ら考えて行動することが求められます。
職場環境によっては、日本のように手厚いマニュアルや指示がない場合もあり、自分で課題を見つけ、解決策を提案し、実行する力が試されます。

こうした経験は、問題解決能力や臨機応変に対応する力を養うチャンスです。

自分の適性や本当にやりたいことを見つけられる

異国の地で、新しい環境や文化に触れながら、実際に特定の仕事に携わることで、「自分は本当にこの仕事が好きなのか」「どのような働き方が自分に合っているのか」を肌で感じることができます。

海外インターンに参加して、自分自身と向き合うことが、将来の方向性を定めるきっかけになります。

就職活動でアピールできる貴重な経験になる

海外インターンシップは、就職活動において他の学生と差別化できる強力な武器になります。

✅【就活のプロに聞く!】海外インターン経験者が内定を獲得する理由

海外インターン経験が実際に就職活動に有利なのか、株式会社Jスタイルズの平渡様に伺いました。

※海外インターンシップに参加された方には帰国後、株式会社Jスタイルズが提供するキャリア支援・お仕事紹介サービスを無料でご案内しています。

“海外インターンシップは、帰国後の就職活動において強力な武器になります。

企業が求めるのは、語学力だけではありません。

多国籍な方々とのコミュニケーション能力、困難に直面した時の問題解決能力、そして主体的に行動する力です。

こうしたスキルは、業界や職種を問わず世界中で高く評価されます。


これまで多くの学生の就職支援をしてきましたが、海外インターン経験者は、グローバル企業はもちろん、国内の大手メーカーITベンチャーの海外事業部門など、幅広い企業で内定を獲得しています。


海外経験を内定に繋げるには、インターン中に「なぜその仕事に取り組んだのか」「どのような課題に直面し、どう乗り越えたか」を具体的に言語化することが重要です。”

PROFILE

株式会社Jスタイルズ 代表取締役
平渡淳一

明治大学法学部卒(95年)
海外でのワーキングホリデーや留学経験者に特化したキャリア支援・お仕事紹介サービス「ワーホリキャリア.com」のファウンダー兼代表者。これまで6,000名以上の海外経験者のキャリア相談を通じて、国内外のグローバルキャリアへの転職を多数実現している。

平渡淳一氏の写真

短期インターンシップと長期インターンシップはどちらがおすすめ?

海外インターンシップには、主に短期と長期の2つのタイプがあります。どちらが良いかは、目的やライフスタイルによって異なります。

【短期】休暇を利用して手軽に挑戦したい大学生向け

短期インターンシップは、主に2週間から2ヶ月程度の期間で行われるプログラムです。

大学の春休みや夏休みを利用して参加できるため、休学する必要がなく、気軽に挑戦できるのが魅力です。費用も長期に比べて抑えられる傾向にあります。
短期インターンシップでは、特定のプロジェクトに参加したり、現地のビジネス環境を体験したりすることが主な目的となります。
語学力に不安がある人でも、語学留学とセットになったプログラムもあるため安心して参加できます。

就職活動を控えた大学3年生や、海外での仕事に興味があるけれど長期の渡航は難しいと考えている大学1・2年生におすすめです。

>>【体験談】ウェリントンでの短期インターンシップ

>>【インタビュー】ニュージーランド現地の大手保険会社で短期インターンシップ

【長期】本格的なスキルを身につけたい大学生向け

長期インターンシップは、3ヶ月から1年以上と、比較的長い期間にわたって行われるプログラムです。

特定のポジションに配属され、社員と同じような責任ある仕事に携わるため、より専門的なスキルや実務経験を深く身につけたい人におすすめです。
長期インターンでは、仕事を通じて現地の文化や習慣にも深く馴染むことができ、より実践的な語学力やグローバルなスキルを習得できます。

本格的に英語環境でのキャリアを築きたい人や、将来的に海外での就職を考えている人に向いています。
ただし、参加には大学を休学する必要がある場合が多いため、事前に大学の制度やスケジュールをよく確認することが重要です。

英語力は必須?海外インターンシップに必要な英語レベルと準備方法

海外インターンシップに興味があっても、「英語力がないから無理…」と諦めてしまう学生は少なくありません。
しかし、すべてのプログラムで高い英語力が求められるわけではありません。ここでは、英語力の必要性とその準備方法について解説します。

TOEICのスコアは必要?

海外インターンシップの参加に際して、TOEICのスコアが必須条件となることはあまりありません。

英語力を示す一つの指標として履歴書に記載できると有利ですが、多くの企業が重要視するのは、スコアよりも実際にコミュニケーションが取れるかどうか、そして働く意欲や熱意です。

企業によっては、面接で英語でのコミュニケーション能力を直接確認することもあります。
そのため、TOEICのスコアアップに固執するよりも、日常会話やビジネス会話を練習することに時間を費やす方が、より実践的な準備となるでしょう。

英語力に自信がない場合の選択肢「語学留学+海外インターンシップ」

英語力に自信がない場合は、「語学留学+海外インターンシップ」という組み合わせがおすすめです。

まず現地の語学学校に数週間通い、集中的に英語力を高めた後、現地の企業でインターンシップを開始するというものです。
語学力に不安がある方でも、英語力を底上げしてからインターンシップに臨めるため、安心です。

海外インターンシップの選び方!失敗しないためのポイント

ここでは、後悔しないための選び方のポイントを2つご紹介します。

目的を明確にしてインターンシップの種類を選ぶ

まずは、なぜ海外インターンシップに行きたいのか、目的を明確にしましょう。

漠然と「海外に行ってみたい」という理由だけではなく、「現地の文化が知りたい」、「就職活動でアピールできる〇〇の経験をしたい」や「〇〇業界で使う英語力を伸ばしたい」など、目的は具体的にしましょう。

目的がはっきりすれば、自ずと最適なインターンシップが見えてきます。自分が何を学び、何を得たいのか、まずはじっくりと考えてみましょう。

サポート体制が充実した留学エージェントを活用する

海外インターンシップは、ビザの申請、航空券の手配、宿泊先探し、そしてインターンシップ先の選定など、多くの手続きや情報収集が必要です。

そこで頼りになるのが、留学エージェントです。留学エージェントは、個別の相談に乗ってくれるだけでなく、希望に合ったプログラムを提案してくれたり、出発前から帰国後まで一貫したサポートを提供してくれます。

特に海外経験が少ない方や、手続きに不安がある方は、サポート体制が充実した信頼できるエージェントを活用することで、安心して準備を進めることができます。

大学生の海外インターンシップ先にはニュージーランドがおすすめ

ニュージーランドは大学生の海外インターンシップ先として非常に魅力的な国です。ここでは、ニュージーランドを選ぶべき4つの理由を紹介します。

治安が良く、安心して海外生活を送れる

ニュージーランドは世界でも有数の治安の良い国として知られています。特に、初めての海外経験で不安を感じている方におすすめです。

また、フレンドリーで親切な国民性であるため、安心して学業やインターンシップに集中できます。

費用を抑えやすく、手軽にチャレンジできる

ニュージーランドは、アメリカやイギリスなど他の英語圏の国に比べて、生活費が比較的安価です。

費用面でのハードルが低いため、海外経験を積みたいけれど予算が限られているという大学生には特におすすめです。

多様な文化と大自然に触れられる

ニュージーランドは、人口に占める移民の割合が約3割という移民大国で、さまざまなバックグラウンドの人が生活しています。国際色豊かな人々が暮らす中で、色々な文化や価値観に触れることができます。

さらに、豊かな自然がたくさんあり、週末にはハイキング、スキー、バンジージャンプなど、日本ではなかなか体験できないアクティビティを楽しめます。

雄大な自然の中でリフレッシュしながら、学業や仕事に取り組むことができるのは、ニュージーランドならではの魅力です。

ワークライフバランスを重視する働き方を体験できる

ニュージーランドの企業文化は、ワークライフバランスを非常に重視しています。仕事だけでなく、家族や友人との時間を大切にする人が多いです。
このような環境で働くことで、日本とは異なる働き方や価値観を肌で感じられ、自身の将来のキャリアを考える上で新たな視点を得ることができるでしょう。

また、社員同士の関係もフラットで、役職に関係なく意見を交わしやすい雰囲気も魅力です。

海外インターンシップならG&Pにお任せください

この記事では、大学生が海外インターンシップに行くことの魅力についてご紹介しました。
目的を明確にし、ご自身に合った期間やプログラムを選びましょう。

「長期休暇を利用して海外でのキャリアを体験したい」「でも休学はしたくない」と考えている大学生には、G&Pの短期プログラムが特におすすめです。

2週間から参加できるため、春休みや夏休みなどの休暇期間を活用して、気軽に海外での仕事に挑戦できます。英語力に自信がなくても、アルバイトなどの職歴や経験に応じて体験先を手配することができるため安心です。

※職種によっては高い英語力と専門知識が求められる場合があります。

>>G&Pの短期プログラムはこちら

また、「より本格的な海外経験を積みたい」「英語力を活かしてしっかり働きたい」という方には、有給インターンシップという選択肢もあります。

G&Pの有給インターンシッププログラムでは、4つ星・5つ星ホテルでの仕事観光施設でのお仕事を中心にご案内しています。
英語力に自信がなくても、ハウスキーピング(清掃)業務であればご自分のペースで英語環境での仕事に慣れていくことが可能です。

>>G&Pの有給インターンシップはこちら


G&Pでは、一人ひとりのご希望に合わせたプランの提案から、出発前の準備、現地での生活サポートまで、一貫してお手伝いいたします。まずは、お気軽にご相談ください。

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大学生の海外インターンシップに関するよくある質問

海外インターンシップは就職活動でどれくらい評価されますか?

海外インターンシップは、就職活動において高く評価される経験の一つです。

語学力だけでなく、異文化でのコミュニケーション能力、困難を乗り越える力、自ら考えて行動する主体性など、多くの企業が求める汎用性の高いスキルをアピールできるため、業界を問わず好印象を与えられるでしょう。

海外インターンシップの費用を抑える方法にはどのようなものがありますか?

費用を抑える方法としては、比較的物価の安い国を選ぶことや、給与が支払われる有給インターンシップに参加することなどが挙げられます。

ニュージーランドは他の英語圏に比べて安価でチャレンジできる場合が多いためおすすめです。

英語力に自信がありません。海外インターンシップに参加できますか?

はい、参加できます。すべてのプログラムで高い英語力が求められるわけではありません。

また、語学留学とセットでチャレンジすることができるプログラムもあります。

大学を休学せず、長期休暇中に参加できるプログラムはありますか?

はい、あります。2週間から2ヶ月程度の短期インターンシップであれば、夏休みや春休みなどの長期休暇を利用して参加できるプログラムがあります。

休学の必要がないため、学業との両立が可能です。

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